合同供養祭(桜養祭)を開催しました。2022年4月2日
こんにちは。土浦市にございます、宗教自由霊園のメモリーパークつくばです。4月2日、桜養祭(合同供養祭)が行われました。
この合同供養祭は、永代共同墓「紫峰堂」・樹木葬など、永代供養墓にご納骨されている方々のためのご供養祭です。皆様で一緒に供養していただける機会を作りたいと思って始めたもので、おかげさまで今回で2回目を迎えました。個別にお参りをされるお彼岸の時期とは別に、霊園自慢の桜を楽しみながら皆様ご一緒にご供養ができれば喜んでいただけるのではないかと、桜がとてもきれいなこの時期を選んで開催しています。
今年も20名以上の方々がお集まりくださいました。例年よりも少し風が冷たく感じられましたが、昨年に引き続き、幸い今年も晴天に恵まれました。供養祭は、樹木葬区画の横、永代共同墓「紫峰堂」前の広いスペースにて執り行います。
お経を上げていただき、スタッフも皆様とご一緒に手を合わせさせていただきました。
ご焼香の前には、霊園を運営されている法泉寺様の副住職様より、ご焼香に関するお話をいただきました。この日、ご焼香は三回行いました。お坊様がなさるご焼香にはすべて意味があるそうですが、今日お集まりの皆様には、1回目は眠っておられる自分の愛する人のご供養ため、2回目は一緒に眠っている方々の供養のため、3回目は今日集まった仏の縁を持った皆様の安寧を祈ってしていただきたい とお話しくださいました。とてもいいお話でした。
お話のあと、再び読経して頂く中、皆様順番にご焼香をされました。お一人お一人、しっかりと手を合わせておられました。
今回は小さいお子さんも参加されていました。大人の方々と一緒にお経やお話も聞いてくださっていて、かわいらしい様子にとてもあたたかい気持ちになりました。
今回は、これから共同墓へご納骨される方もお越しくださって、供養祭の様子をご覧いただきました。「ここまでしてくれるなら安心ですね」と喜んでくださっていました。
永代共同墓「紫峰堂」です。供養祭の時だけでなく、日頃からお参りできるスペースが設けられています。今年は供養祭にあわせて、向かって右手に墓誌を新たに設置しました。ご希望があれば、ご納骨された方のお名前と亡くなった日付を彫刻することができます。ご利用者様からのご要望を受けて新設したもので、今後ご納骨される方が多くなれば墓誌も増設していく予定です。
供養祭のあとは、満開の桜の下、管理棟前のスペースにテーブルを並べて、ご家族様ごとにおくつろぎいただきました。
こちらでご用意したお飲み物や軽食をとっていただきながら、満開の桜を楽しんでいただける趣向です。今年は少し寒かったので、ゆっくりと・・・というわけにはいきませんでしたが、桜を楽しみながら故人様を偲んでいただけていればうれしいですね。
見事な桜です! 昨年は満開の時期が早かったので、供養祭を行った4月はじめには少し盛りを過ぎていましたが、今年はほぼ満開、ちょうど見頃に開催することができました。
昨年に続いてご参加くださった方もいらっしゃって、「ここの桜が楽しみで来ました!」「今年もありがとうございました」と嬉しいお言葉もいただきました^^ 「また来年も楽しみにしてますよ」と声をかけてくださる方もいらっしゃって、皆様に喜んでいただけたようで嬉しく思いました。今後も続けて参りますので、またどうぞご家族でお越しくださいませ。
昨今は、家族の在り方や社会情勢の変化から、家族みんなで集まってお墓参りをするという昔ながらの風習も、以前に比べて少なくなってきていると思います。この供養祭は、そうした機会がなかなか持てなくなってしまう中でも、ご家族でお参りに来ていただける機会を増やすことができればとの思いも込めて開催しています。桜の下、皆様が集まって故人様の思い出を語り合っていただける場になれば、これほどうれしいことはありません。
霊園の桜はもう終わりますが、4月後半は樹木葬の芝桜、5月にはツツジやサツキ、夏は青々として秋には黄金色になる美しい田園風景など、本当に四季折々様々な景色が楽しめる環境です。そんな景色も楽しみながら、お越しになる方に心穏やかに気持ちよくお参りいただけますように願っております。